米国:1月解雇者数は過去最低-景気回復持続に経営者は自信

米国では1月に解雇された労働者の 数が記録上最低となる一方、求人件数が回復した。連邦財政赤字の削減 をめぐる議会の対立にもかかわらず、景気回復は持続すると経営者が自 信を強めていることの表れだ。

米労働省の12日の発表によると、1月の解雇者数は151万人と前月 の157万人から減少し、データをさかのぼれる過去12年間で最も少なか った。1月の求人件数は8万1000件増の369万件。前月は17万7000件減 っていた。

この統計は最近の雇用者数の増加が採用の急増よりも解雇の減少に よるところが大きいことを示し、企業が現従業員の雇用を維持するのに 十分な売り上げを達成していることを示唆する。7.7%の米失業率を押 し下げるには雇用の伸びの加速が必要だ。

アメリプライズ・ファイナンシャル(デトロイト)のシニアエコノ ミスト、ラッセル・プライス氏は「解雇が減っているという事実は、企 業にとっていかに労働力が逼迫(ひっぱく)しているかを示している」 と指摘。「景気見通しに対する企業の信頼感が一段と高まりつつある」 と語った。

解雇ペースは3月に入りさらに鈍化しているもようだ。2日終了週 の新規失業保険申請件数は6週間ぶりの低水準に減少。申請件数の4週 移動平均はこの5年間で最も低かった。

原題:Record-Low Firings Point to Healing U.S. Job Market: Economy (1)(抜粋)

--取材協力:Lorraine Woellert、Jeanna Smialek.

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