欧州株:4年半ぶり高値圏でほぼ変わらず、英製造業生産が低下

12日の欧州株式相場は前日からほぼ 変わらず。指標のストックス欧州600指数は4年半ぶり高値水準にとど まった。英製造業生産が予想に反して落ち込んだことなどが手掛かり。

英産銅会社アントファガスタは1カ月ぶり高値。配当を1年前から 2倍余り引き上げた。一方、英資産運用会社セント・ジェームズ・プレ ースは過去8カ月で最もきつい下げとなった。ロイズ・バンキング・グ ループが保有株を減らしたことが売り材料。イタリアのタイヤメーカ ー、ピレリも安い。2013年利益見通しがアナリスト予想に届かなかっ た。

ストックス欧州600指数は295.37で終了。前日比では0.1%未満の上 げ。一時0.3%上げ、0.2%安になる場面もあった。年初来上昇率 は5.6%。

ニュースケープ・キャピタル・グループのフィリップ・ボンフォア 最高投資責任者(CIO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビ ューで、「株価の上値追いには一段と慎重になりつつあり、ややリスク を減らすべきかもしれないとの見方が出始めている」と語った。

この日の西欧市場では18カ国中10カ国で主要株価指数が上昇。フラ ンスのCAC40指数と英FTSE100指数がそれぞれ0.1%高となった一 方、ドイツのDAX指数は0.2%下落した。

英政府統計局(ONS)が発表した1月の製造業生産指数は前月 比1.5%低下。エコノミスト調査では変わらずが見込まれていた。昨 年12月は1.5%上昇に改定された。

原題:European Stocks Little Changed; St. James’s Drops on Share Sale(抜粋)

--取材協力:Francine Lacqua、Adria Cimino.

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