ECBバイトマン氏:ユーロ相場は景気に対する脅威ではない

欧州中央銀行(ECB)政策委員会 メンバー、ドイツ連邦銀行(中銀)のバイトマン総裁は12日、ユーロの 為替相場が域内経済の回復を頓挫させることはないとの考えを示した。

同総裁はフランクフルトでブルームバーグテレビジョンのインタビ ューに応じ、「ユーロの為替相場が景気への脅威だとは思わない」と し、「現行の相場はファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)から完 全にかい離はしていないし、歴史的な平均にまあまあ一致している」と 語った。フランクフルト時間午後1時50分現在の相場は1ユーロ =1.3037ドル。

ECBは為替相場を政策の目標とはしないものの、相場は景気見通 しについての当局の判断に影響するとバイトマン氏は指摘。「政策決定 と金融政策姿勢の評価に当たっては、為替相場の動向を考慮する。為替 動向はもちろん、将来のインフレ率を左右するし、その意味でECBの 政策協議の一つの要素だ」と解説した。

また、ECBは「必要な限り」緩和的な政策姿勢を維持すると述べ るとともに、「同時に、金融政策は世界全体で極めて景気刺激的であ り、これはもちろん一部市場の金融安定に対するリスクとなり得る」と 語った。ドイツでは低金利下で不動産価格が上昇していると指摘した。

原題:ECB’s Weidmann Says Euro Exchange Rate Isn’t a Threat to Economy(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE