1月の英鉱工業生産:前月比1.2%減、予想外-油田操業停止で

英国の1月の鉱工業生産は予想に反 して落ち込んだ。北海の石油プラットフォームの操業停止による石油と ガスの生産減少が響いた。

英政府統計局(ONS)が12日発表した1月の鉱工業生産指数は前 月比1.2%低下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト29人の予想中 央値は0.1%上昇だった。石油とガスの生産は4.3%減少。昨年12月の指 数は前月比1.1%上昇だった。

同時に発表された1月の製造業生産指数は前月比1.5%低下と、こ れも予想外のマイナスとなった。

鉱工業生産の減少は石油プラットフォームが主因だったものの、英 経済が1-3月(第1四半期)もマイナス成長となり、再びリセッショ ン(景気後退)に陥るとの懸念を高める恐れがある。英製造業者は最大 の貿易パートナーであるユーロ圏の需要低迷のほか、内需の冷え込みに も見舞われている。

ドイツ銀行のロンドン在勤エコノミスト、ジョージ・バックリー氏 は「懸念すべき統計内容だ。鉱工業が拡大しない可能性がある」とし、 「再リセッションを回避できたとは全く自信が持てない」と語った。

ポンドの対ドル相場は統計発表後に前日比で0.4%強下げた。一時 は1ポンド=1.4832ドルまで下げ、2010年6月以来のポンド安・ドル高 水準となった。

原題:U.K. Industrial Output Unexpectedly Falls on Oil, Gas Drop (2)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans.

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