ルネサス:複数の海外企業とモバイル事業の売却交渉-想定外の苦戦で

経営再建中の半導体企業ルネサスエ レクトロニクスは、携帯電話やタブレット端末用のシステムLSI(高 密度集積回路)を扱うモバイル事業の売却を、複数の海外企業と交渉し ている。収益が想定外に苦戦しているため。

12日に同事業の売却検討を発表したことに関連して、広報担当の上 原牧絵氏がブルームバーグ・ニュースの電話取材に語った。

上原氏によるとモバイル事業は、2010年12月の開業から昨年末まで に約450億円の営業損失を出した。ルネサスは昨年10-12月期には、同 事業を行う子会社の減損処理で、210億円の特別損失を計上した。同社 はフィンランドのノキアから2億ドル(約180億円、当時)で事業を買 収し、子会社を発足させていた。

ルネサスはシステムLSIの不振から、今期(13年3月期)で8期 連続の純損失を計上する見込み。官民ファンドの産業革新機構やトヨタ 自動車など8社から計1500億円の出資を受けることが決まっている。

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