米上院が今週暫定予算案を審議-注目は大統領と議員の会合に

ライアン米下院予算委員長は12日、 自身が取りまとめた2014会計年度(13年10月-14年9月)予算案を公表 する。民主党のマリー上院議員(ワシンントン州)も同年度の予算案を 公表の予定だ。一方、オバマ大統領は財政赤字削減をめぐって議員と4 回にわたり協議する。

こうした一連の動きはどれもすぐに結果が出ることはない見通し。 財政をめぐって今週最も重要なイベントは上院による今後半年間の暫定 予算案の審議だが、誰も望まない850億ドル(約8兆2000億円)の歳出 強制削減が続く見込みだ。

共和、民主両党の14年度予算案は長期的な提案を明確にし、9月末 までの残りの13年度予算とは関連がない。

連邦政府の歳出を監視するタックスペイヤーズ・フォー・コモンセ ンスのバイスプレジデント、スティーブ・エリス氏は「予算をめぐる悪 夢の中にいるようだ」と述べ、「亡霊などが周りにたくさんいる。何が 現実で何がそうでないのか区別がつかない」と語った。

エリス氏は直ちに結果が出るのは暫定予算だと指摘した。ミカルス キ上院歳出委員長は暫定予算案について、1日に発効した歳出の包括削 減を維持しながら、幾つかの政府機関に歳出削減で裁量を与える内容だ と説明した。

ただ、最大の注目は財政赤字削減の協議再開に向けたオバマ大統領 と議員との会談となる。同大統領は3日間で共和、民主両党の議員と別 々に協議する。

原題:Obama Budget Talks With Ryan Obscure Lawmakers’ Immediate Need(抜粋)

--取材協力:Kathleen Hunter.

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