ブラジル金利のアナリスト予想、8月以来の引き上げ-中銀調査

ブラジル中央銀行がまとめた調査に よると、同国経済を担当するアナリストは2013年末の政策金利水準の見 通しを昨年8月以降で初めて引き上げた。インフレの加速で中銀に利上 げを迫る圧力は強まっている。

調査はアナリスト約100人を対象に実施され、11日公表された。そ れによると、13年末の政策金利は8%(予想中央値)と見込まれてい る。前回までは17週連続で7.25%と予想されていた。見通しが引き上げ られたのは昨年8月31日実施の調査以来。14年末の政策金利予想 は8.25%で前週から変わらなかった。

ブラジル政府は物価を抑制しながら経済活動を刺激するため、消費 財や電気料金の税率を引き下げたほか、今年に入ってからレアルが主要 通貨の中で最も大きく上昇するのを容認。政策金利は過去最低の7.25% に据え置かれている。同国の12年の経済成長率は主要新興国の中で最も 低かったが、消費者物価上昇率は8カ月連続で市場の予想を上回った。 中銀は6日の金融政策委員会の声明で、金融政策を「十分に長期間」安 定的に維持するとの文言を削除し、市場では4月の利上げ観測が強まっ た。

バンコ・ファトールのチーフエコノミスト、ジョゼ・フランシス コ・ジリマ・ゴンカルベス氏は電話インタビューで、「中銀の声明の文 言修正とインフレ率の発表を受けて、利上げ見通しがより確固たるもの になった」と指摘。ただ、「こうした状況での利上げの効果には疑問が ある」と述べた。

原題:Brazil Analysts Boost Selic Forecast First Time Since August (2)(抜粋)

--取材協力:Dominic carey.

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