米ハーバード大がカンニング不祥事リークでメール調査

米ハーバード大学の学生らによる大 規模なカンニングが昨年発覚した際、同大の運営当局がこのスキャンダ ルをメディアにリークした電子メールを特定する調査を行っていたこと が明らかになり波紋が広がっている。

教養学部の学部長だったハリー・ルイス教授(コンピューター科 学)はインタビューで、こうした調査は「一般的に理解されているハー バードの運営方法から大きく外れるものだ」と述べた。

ハーバード大は11日、学生新聞側に誰がカンニング不祥事に関する 電子メールを転送したかを突き止めるため、学生の不正行為を調べる運 営理事会のメンバーとなっている複数の学部長の電子メールを秘密裏に 調査していたと認める声明を発表した。

ワシントンにある電子プライバシー情報センター(EPIC)のマ ーク・ローテンバーグ所長は、同大の行動に対する検証がなされるべき だと指摘。「ハーバード大は電子メールのプライバシーに関する非常に 良い方針を持っていた。知的自由は大学社会に極めて重要だ。運営当局 がジャーナリストとのやり取りを特定しようと学部長の電子メールのア カウントを調査していたとのニュースは驚きであり波紋を呼ぶものだ」 と述べた。

米紙ボストン・グローブとニューヨーク・タイムズが10日、同大の 電子メール調査を報じていた。

原題:Harvard’s Search for E-Mail Leak on Scandal Fuels Campus Ire (3)(抜粋)

--取材協力:Nataliya Nedzhvetskaya.

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