ヴァーレ、アルゼンチンでの炭酸カリウム事業停止-資金温存で

鉄鉱石大手のブラジルのヴァーレは アルゼンチンでの59億ドル(約5700億円)規模に上る炭酸カリウムの事 業を停止した。同社はプロジェクトの撤回や資産の評価損計上を進めて いる。

電子メールでの発表資料によると、ヴァーレの決定はアルゼンチン 政府に11日伝えられた。同社の株価はサンパウロ市場で上昇した。

ヴァーレのムリロ・ フェレイラ最高経営責任者(CEO)は2 月28日、インフレや為替変動、需要の観点からプロジェクトを再評価で きるように、リオコロラドでの事業を1月に停止したことを明らかにし ていた。ヴァーレは同事業の収益性を高めるため税優遇措置を求め提携 相手も探した。

発表資料でヴァーレはプロジェクトの採算について「資本配分と価 値創出の規律に対する当社の取り組みにそぐわない」と指摘。その一方 で、プロジェクトの採算を高める代替策の追求は続け、その上で事業再 開を検討することになると説明した。

原題:Vale Shelves Potash Venture in Argentina to Preserve Cash (2)(抜粋)

--取材協力:Fabiola Moura、Pablo Gonzalez.

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