米シティグループ:株価33%上昇も、不要資産の圧縮で-UBS

米銀シティグループの株価は今後1 年間で約33%上昇する可能性があると、UBSのアナリスト、ブレナ ン・ホーケン氏が指摘した。シティが不要資産を圧縮し、コストを削減 していることが理由。

ホーケン氏は11日付の顧客向けリポートで、シティグループはシテ ィ・ホールディングス部門が抱える不良資産に対する引当金を削減する 一方で、同部門の損失が縮小していることから株価は上昇が見込めると 指摘した。同氏はシティの株式投資判断を「中立」から「買い」に引き 上げた。ホーケン氏の予測によると、シティの株価は1年以内に62ドル まで値上がりする可能性がある。これは8日終値(46.68ドル)を33% 上回る水準。

シティグループのマイケル・コルバット新最高経営責任者 (CEO)は不要資産の処分を進めているほか、従業員1万1000人を削 減し、収益性を高めるために一部市場から撤退している。ホーケン氏は シティ・ホールディングスが昨年末時点で約920億ドルの米住宅ローン を保有していたと指摘した上で、住宅市場の改善に伴い、ローン圧縮は 以前よりも容易だろうと述べた。

同氏によると、シティはシティ・ホールディングスが保有する住宅 ローン債権で損失が発生した場合に備えて「極めて保守的な」規模の資 金を確保している。この引当金のうち今年は約20億ドル、来年は22億ド ルを縮小できるとホーケン氏はみている。

同氏はリポートで、「シティはどの大手金融機関よりも多額の資金 をバランスシートに確保している。住宅市場の回復や米景気見通しの緩 やかな改善が、シティに引当金を縮小させる十分な追い風になると確信 している」と述べた。

原題:Citigroup Could Jump 33% as Unwanted Assets Decline, Hawken Says(抜粋)

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