ノルウェーSWF、刺激中毒通貨は願い下げ-円やドル減らす

世界最大の政府系ファンド (SWF)、ノルウェーの「政府年金基金グローバル」は、世界の主要 通貨に背を向けつつある。政府と政策当局が前代未聞の刺激措置によっ て為替相場を押し下げているからだ。

7130億ドル(約68兆5000億円)を運用する同ファンドは昨年、フラ ンスと英国債の保有をほぼ半分に減らした。一方、新興市場通貨建ての 国債の比率を債券ポートフォリオの10%まで引き上げた。具体的にはト ルコやロシア、台湾への投資を増やした。

基金を運営する中銀投資運用部門(NBIM)のイングべ・スリン グスタッド最高経営責任者(CEO)は8日のインタビューで、「当フ ァンドはこれを、リスク軽減の投資戦略と考えている」と語った。ドル と円、ユーロ、ポンド建ての資産を減らすのは「用心」のためだとし て、「これらの主要4通貨には、政府債務、民間部門の負債、非伝統的 な金融政策、成長と人口構成の特徴という点で構造的な問題がある」と 説明した。

原題:Norway Fund Flees Currencies Tainted by Stimulus Addiction (2)(抜粋)

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