スペインのカタルーニャ銀売却中止はマイナス-ムーディーズ

米格付け会社ムーディーズ・インベ スターズ・サービスは、スペインが国有化したカタルーニャ銀行の売却 中止を決定したことは同国銀行業界にとってマイナスだと指摘した。業 界の再編プロセスに対する自信の欠如を示しているためと説明してい る。

ムーディーズは11日付の分析リポートで、売却のための入札中止は 「スペインの銀行システム全体にとってクレジットネガティブだ。脆弱 (ぜいじゃく)な銀行の再編・清算が成功するとの自信が民間セクター に欠如していると捉えられかねないためだ」と説明した。

スペインの銀行再建基金(FROB)は先週、2011年に国有化され たカタルーニャ銀行の売却入札をいったん中止すると発表。スペインは 3月末までの売却を予定していた。

ムーディーズは「カタルーニャ銀は幅広い公的支援パッケージを受 けているにもかかわらず、FROBはこれまでのところ同行の買い手を 見つけられていない」とし、「売却の中止は、追加支援もしくは同行の バランスシートになお内在している可能性のあるリスクに対する予防措 置なしには、民間セクターが買収に消極的だということを示唆してい る」と分析した。

原題:Moody’s Says Spain’s Halting of Catalunya Banc Sale Is Negative(抜粋)

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