米サーベラス:西武HD1株1400円でTOB-五味氏ら経営参画も要求

米投資会社サーベラスは11日、西武 ホールディングスの普通株式を1株当たり1400円で公開買い付け (TOB)を行い、株式追加取得を実施すると発表した。議決権比率の 3分の1超を目指し、買付資金最大191億円を見込む。また、企業価値 向上への施策の一環として元金融庁長官の五味広文氏らの経営陣への参 加を提案した。

同社が発表した資料によると、買付期間は12日から4月23日午後3 時までの30営業日。買い付けは議決権保有割合が36.44%となる1367 万2700株を上限とし、下限は設けない。さらに、西武HDの買収や株式 の過半数の取得は目的とはしていないと明記している。

買い付け価格1株1400円について、サーベラスは西武HDの前身と なる西武鉄道の上場廃止日の2004年12月17日の終値485円に対し189%の プレミアムを付けたとしている。公開買付代理人は東海東京証券

同社はすでに西武HDの32.42%の株式を保有する筆頭株主。今後 は約4%程度の引き上げを狙う。目的は、TOBにより西武HDの企業 価値を向上させるためとし、一段のコミットメントを示すものとしてい る。

サーベラスはさらに、西武HDに対し追加の経営陣として、元金融 庁長官の五味氏、元日本郵政公社総裁の生田正治氏、元日興シティグル ープ証券会長の白河祐司氏の3人を起用することを提案すると発表し た。6月開催の西武HDの株主総会で取締役として推薦する方針。

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