安倍首相:2%物価目標設定でハイパーインフレ考えられない-会見

安倍晋三首相は11日の記者会見で、 政府・日本銀行が2%の物価安定目標を掲げて大胆な金融緩和を進める ことによってハイパーインフレを招く恐れはないとの認識を示した。

首相は、現政権の金融政策について「歴代の政権では財政出動等を 行ってきたが、こびりついたデフレマインドを変えることはできなかっ た。この状況を変えなければならない、という中においてこれまでとは 次元の違う政策を日銀の新しい体制で取り組んでいくことになった」と 説明した。

大胆な金融緩和による副作用については「ハイパーインフレという ことが言われているが、これは考えられないと言ってもいい。2%は物 価安定目標だから、2%を超えていけば2%の中に収れんしていくよう に当然、日銀も進めていく」との認識を示した。物価や長期金利の動向 については注視する考えも強調した。

東日本大震災からの復興に関しては、被災者の高台移転を進めるた め、「手続きを大胆に簡素化」する考えを表明。東京電力福島第一原発 事故による避難指示区域の見直しも着実に進めていることも強調した。 その上で、夏ごろをめどに、被災者の「早期帰還に向けた具体的な道 筋」も明らかにしていく方針も示した。

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