欧州株:小反落、イタリア格下げで-中国指標は予想に届かず

11日の欧州株式相場は小幅安。スト ックス欧州600指数は前週末に付けた4年半ぶり高値から反落した。フ ィッチ・レーティングスによるイタリア格下げのほか、中国の小売売上 高と工業生産が予想に届かなかったことが売りを誘った。

ノルウェーの保険会社、ストアブランドは6.6%急落。年金基金へ の規制強化で引当金積み増しを迫られると明らかにした。オーストリア の石油会社OMVと英ブローカーのICAPも下げた。両銘柄の投資判 断はともに引き下げられた。一方、英ブックメーカーのラドブロークス は11カ月ぶりの大幅高。オンライン事業をプレイテックと開発すること で合意した。

ストックス欧州600指数は前週末比0.1%安の295.26で終了。年初来 では依然5.6%高となっている。

ベッドラム・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、フェ リシティー・スミス氏(ロンドン在勤)は電子メールで、「イタリア格 下げでさらなる介入が必要になるとの警戒感がやや高まるだろう。特に キプロスも救済を受け入れる必要があることが明らかなためだ」と発 言。「最終的にドイツがこうしたコストへの主要拠出国となるだろう。 格下げはパニックになる理由というより、市場をやや現実に戻すものだ とみている」と続けた。

11日の西欧市場では18カ国中10カ国で主要株価指数が下落した。

フィッチは8日の取引終了後、イタリアの信用格付けを「A-」か ら「BBB+」に1段階引き下げた。アウトルック(格付け見通し)は 「ネガティブ」(弱含み)とした。

原題:European Stocks Fall From 4 1/2-Year High After Italy Downgrade(抜粋)

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