中国株:上海総合指数、3日続落-低調な経済指標が響く

中国株式市場では上海総合指数が3 営業日続落、ここ3カ月で最も長期の下げ局面となった。中国の今年の 工業生産が2009年以来の低調なスタートを切ったほか、新規融資と小売 売上高の伸びが鈍化したことも響いた。

興業銀行(601166 CH)や中国民生銀行(600016 CH)など銀行株が 安い。中国の2月の新規融資はアナリスト予想を下回った。蒸留酒メー カーの四川水井坊(600779 CH)など消費者関連銘柄も安い。1-2月 の同国の小売売上高は04年以来の低い伸びにとどまった。

一方、万科企業(000002 CH)や保利房地産集団(600048 CH)など 不動産株は上昇。年初来の不動産販売増加が寄与した。

精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO)は「景気回復は予想 よりも弱い」と指摘。「投資家は株価がファンダメンタルズよりも先行 している可能性があると懸念している」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前週末比8.02ポイント(0.4%)安の2310.59で終 了。昨年12月3日に付けた安値からの上昇率は18%に縮小した。上海、 深圳両証取のA株に連動しているCSI300指数は前週末比0.6%安 の2592.37。

原題:China’s Stocks Drop for Third Day as Data Spurs Economy Concerns(抜粋)

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