メキシコ、通信業界の外資開放で法案提出を計画-競争促進へ

メキシコの主要3党の議員は今週、 国内通信事業への海外からの投資を長年にわたり制限してきたルールを 緩和する包括改革案を提出する計画だ。法案策定に携わった議員の1人 が明らかにした。

法案策定に協力した野党・革命民主党幹部のグアダルーペ・アコス タナランホ議員によると、ペニャニエト大統領が支持する同法案はケー ブルや衛星会社が放送局と連携する方法についても規定する。ルールに 違反した企業に対し規制当局がより厳重な措置を講じることも認めると いう。

同法案はメキシコの一握りの資産家が支配する年300億ドル(約2 兆8800億円)規模の国内通信市場の競争を促すのが目的。実現すればカ ルロス・スリム氏率いるアメリカ・モビルとの競争に苦戦する比較的規 模の小さい企業は外国企業による買収を目指すことが初めて可能にな る。

国内の固定電話市場で約80%のシェアを持つアメリカ・モビルは電 子メールで配布した発表文で、「通信サービスの外資開放を支持する」 と表明、「当社は18カ国で競争しており、投資を開放するこの種の政策 の恩恵を受けている」と説明した。

監督当局は消費者に価格低下をもたらす規制改革を推進している。

原題:Slim May Face New Competitors as Mexico Weighs Telecom Overhaul(抜粋)

--取材協力:Eric Martin.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE