NY原油先物時間外:1週間ぶり高値から下落-サウジ生産増

ニューヨーク原油先物相場は11日の 時間外取引で1週間余ぶりの高値から下落。サウジアラビアが増産した ことに加え、イランが核開発計画をめぐる交渉の見通しが改善したとの 見解を示したことが材料になった。

原油先物相場は一時、0.4%下落。前週は1.4%上昇し、1カ月ぶり の大幅上昇となった。サウジの石油政策に詳しい関係者によると、同国 の2月の産油量は1年8カ月ぶりの低水準から増加した。ウラン濃縮を めぐり西側諸国から原油禁輸制裁を受けているイランのサレヒ外相はテ ヘランで記者団に、先月行われた国際交渉について「相手側が誠意を見 せている」兆しがあると述べた。

マナー・エナジー・コンサルティング・アンド・プロジェクト・マ ネジメント(ドバイ)のコンサルティング責任者、ロビン・ミルズ氏 は10日の電話インタビューで「交渉後の発言は予想よりやや良かった。 次回の交渉への期待を高め、原油価格の上昇圧力を取り除くだろう」と 述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は一 時、35セント安の1バレル当たり91.60ドルを付けた。シンガポール時 間午前7時43分(日本時間同8時43分)現在、91.63ドルで推移。全限 月の取引高は、100日平均を69%下回った。前週末の通常取引は39セン ト高の91.95ドルで引けた。終値としては2月28日以来の高値。年初来 では0.2%下落。

原題:WTI Oil Drops From One-Week High as Saudi Arabia Boosts Output(抜粋)

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