資生堂:前田会長が社長兼務、末川氏は健康上の理由で2年で退任

資生堂は前田新造会長が4月1日付 で社長を兼務する人事を発表した。末川久幸社長は健康上の理由から、 2年で相談役に退く。

末川氏は2011年4月に社長に就任。鎌倉工場の閉鎖を決めるなど生 産・研究開発拠点の再編や国内事業のてこ入れに取り組んだ。前田氏は 末川氏の社長就任まで約6年間、社長を務めた。

末川社長は会見で、業績予想の下方修正が続いたことが重荷になっ たことなどから「2月ごろから体調に不安」を感じていたことを明らか にした。後継者の育成が進んでいないことから前田会長に社長再就任を 要請したという。前田会長は社長兼務の時期については後継者が「選任 されるまでの間」との見解を示した。

資生堂は国内化粧品事業の低迷に加え、中国で日本製品不買運動に 伴う販売減に直面。1月には再編に伴う特別損失計上などで今期(13年 3月期)純利益予想を従来比52%減の105億円に下方修正していた。

--取材協力:. Editor: 杉本 等

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