富士フのタッチパネル技術に注目、PC企業のアップル反撃で

富士フイルムホールディングスのタ ッチスクリーン型ディスプレー技術が米マイクロソフトやパソコン (PC)企業によるアップルへの反撃を助ける可能性がある。

富士フイルムは安価で大型のタッチスクリーンの開発に銀塩写真技 術を応用している。従来の技術では大型タッチパネルを搭載したラップ トップ・デスクトップPCは、希少な脆性材料である酸化インジウムス ズ(ITO)が使われるため製造コストが高い。

富士フイルムや米アトメル、ユニピクセルは業界のITOへの依存 度を減らしタッチスクリーン機能付加への最大の障害の一つとなってい るコストの問題を克服するため、ITO以外の材料を用いたより安価な アプローチに取り組んでいる。

マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ」で初めてタッチパネ ル技術に対応した「ウィンドウズ8」は昨年10月に発売されたが、景気 低迷に加えPC以外で同タッチスクリーン機能に対応した機器が少ない ことや価格の高さにより需要は低調だ。調査会社IDCによると、今年 の世界のPC販売は1.3%減となる見込み。昨年は3.7%減だった。

マイクロソフト広報担当マーク・マーティン氏は同社が富士フイル ムのタッチスクリーン技術を採用する計画があるかどうかについてコメ ントを控えた。ブルームバーグ集計データによると、富士フイルムはマ イクロソフトの調達先リストに入っていない。

原題:Fujifilm Touch Screen Poised to Aid Microsoft Versus Apple: Tech(抜粋)

--取材協力:Mariko Yasu、藤村奈央子、Dina Bass.

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