今週の米経済指標:2月の小売売上高は増加か-雇用市場が改善

今週発表の米経済指標では、2月の 小売売上高の増加が示されそうだ。給与税引き上げにもかかわらず、雇 用市場と家計の改善に伴って消費者マインドが上向き、4カ月連続で伸 びたとエコノミストらはみている。

ブルームバーグがエコノミスト67人を対象に実施した調査の中央値 では、商務省が13日発表する2月の小売売上高は前月比0.5%増が見込 まれている。1月は同0.1%増だった。このほかの指標では、2月の鉱 工業生産が拡大に転じたと予想されている。

ムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミスト、マーク・ザ ンディ氏は「消費者が消費活動をやめていないことは確かだ」と指摘。 「少なくとも今のところは、強制歳出削減による消費者信頼感への目に 見える影響はない」と述べた。

2月の自動車とガソリンを除いたベースの小売売上高は、2カ月連 続で前月比0.2%増の見通し。

米労働省が15日発表する2月の消費者物価指数(CPI)は前月 比0.5%上昇(中央値)が見込まれる。燃料価格の上昇を背景に、4カ 月ぶりに前月を上回りそうだ。

消費者需要の改善に加え、輸出と設備投資の回復を受けて、鉱工業 生産も上向いたもよう。米連邦準備制度理事会(FRB)が同じく15日 に発表する2月の鉱工業生産指数は前月比0.4%上昇の見通し。1月は 同0.1%の低下だった。

その他の指標では、ニューヨーク連銀が発表する3月の同地区の製 造業景況指数は生産活動の拡大を示し、トムソン・ロイター/ミシガン 大学消費者マインド指数(速報値)は4カ月ぶり高水準に上昇したと見 込まれる。

(米経済指標に関する最新情報は、こちらをご覧ください)

原題:Retail Sales Probably Rose in February: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton、Jeanna Smialek.

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