米セントルイス連銀総裁:資産購入は継続の公算大

米セントルイス連銀のブラード総裁 は、インフレ期待の抑制で量的緩和を継続する余地があることから、金 融当局は資産購入を推し進める可能性が高いとの認識を示した。

総裁は8日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「QE (量的緩和)プログラムはしばらく続くと考えている」とし、「行動の 余地は大きい」と続けた。ブラード総裁は今年の連邦公開市場委員会 (FOMC)で投票権を持つ。

金融当局は、成長押し上げや雇用拡大を目指し前例のない資産購入 を進めているが、反対派はインフレ加速の可能性を指摘している。ブラ ード総裁は、物価上昇ペースが当局の目標を下回っていることから、現 時点でのより大きな懸念は「インフレ目標を下振れから守ることだ」と 述べた。

米労働省が8日に発表した2月の雇用統計によると、非農業部門雇 用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比23万6000人増。ブルーム バーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は16万5000人増 だった。家計調査に基づく失業率は7.7%に低下した。

雇用統計の発表前に行われた今回のインタビューでは、ブラード総 裁は、月間の雇用者数の伸びが20万人程度であれば「米経済にとっては 良い数字だ」と指摘した。総裁は2月21日の時点で、来年半ばまでに失 業率が6.5%に低下する可能性があると予想している。

原題:Bullard Sees Fed Continuing Bond Buying as Inflation Stable (1)(抜粋)

--取材協力:Michael McKee.

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