欧州株:4年半ぶり高値-予想上回る米雇用統計を好感

8日の欧州株式相場は上昇し、4年 半ぶりの高値を付けた。2月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想 を上回る伸びとなり、失業率が2008年以来の水準まで低下したことが手 掛かり。中国の2月の輸出増加も買い材料。

オランダの地質学データ会社、フグロは4年ぶり大幅高。通期利益 がアナリスト予想を上回った。2012年に黒字転換したフランスのメディ ア企業ラガルデールは2011年7月以来の高値を付けた。一方、スイスの 特殊化学品メーカー、クラリアントは2.4%安。野村ホールディングス が同銘柄の投資判断を引き下げた。

ストックス欧州600指数は前日比0.8%高の295.55で終了。終値ベー スとしては2008年6月以来の高値となった。前週末比では2.3%高と、 今年の第1週以降で最も上げた。

ストアブランド・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、 エスペン・ファーネス氏(オスロ在勤)は「雇用者数が予想を大きく上 回った。米国の基本的な成長が力強いことを示唆している」とし、「こ れが良い支えとなって株式相場が上昇し、2013年以降の見通しで楽観を 高める」と語った。

米労働省の発表によると、2月の非農業部門雇用者数(事業所調 査、季節調整済み)は前月比23万6000人増。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミストの予想中央値は16万5000人増だった。家計調査 に基づく失業率は7.7%に低下した。これは08年12月以来で最低。

中国の税関総署の発表によれば、同国の2月の輸出は前年同月 比21.8%増。ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想中央値で は8.1%増が見込まれていた。

この日の西欧市場ではアイルランドを除く17カ国で主要株価指数が 上昇した。英FTSE100指数は0.7%上げ、5年ぶり高水準に達した。

原題:European Stocks Climb to 4 1/2-Year High as U.S. Payrolls Gain(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE