ゴールドマンやJPモルガン健全性、米銀で見劣り-資本比率

米銀ゴールドマン・サックス・グル ープとJPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーは、米連邦準備 制度理事会(FRB)がストレスシナリオの下で想定する中核的自己資 本(Tier1)比率が、他の主要米銀よりも見劣りする水準にとどま った。

トレーディング・貸倒損失を吸収する能力と自己資本の健全性につ いて、これら3行は、FRBが7日公表したストレステスト(健全性審 査)の結果よりも楽観的な見積もりを提示した。ゴールドマンは深刻な 景気下降の影響の下でも、最低8.6%のTier1比率を維持できると したが、FRBは5.8%と発表し、両者の認識のギャップは3行の中で 最も大きくなった。

JPモルガンの見積もりもFRBの数字との間で1.3ポイントの開 きが生じている。主要米銀は、配当や自社株買いによる株主還元策の承 認をFRBに求めているが、このようなギャップは、一部の銀行が積極 的になり過ぎているのではないかという懸念を高めるものだ。ゴールド マンとJPモルガン、モルガン・スタンレーの広報担当者はコメントを 控えている。

FRBがストレスシナリオの下で想定する主要18米銀のTier1 比率は次の通り。

Ally Financial Inc.                    1.5
Morgan Stanley                         5.7
Goldman Sachs Group Inc.               5.8
JPMorgan Chase & Co.                   6.3
Bank of America Corp.                  6.8
Wells Fargo & Co.                      7.0
SunTrust Banks Inc.                    7.3
Capital One Financial Corp.            7.4
Regions Financial Corp.                7.5
KeyCorp                                8.0
Citigroup Inc.                         8.3
U.S. Bancorp                           8.3
Fifth Third Bancorp                    8.6
PNC Financial Services Group Inc.      8.7
BB&T Corp.                             9.4
American Express Co.                  11.1
State Street Corp.                    12.8
Bank of New York Mellon Corp.         13.2

原題:Fed Sees Goldman, JPMorgan Overvaluing Capital Strength in Slump(抜粋)

--取材協力:Elizabeth Dexheimer、Craig Torres、Joshua Zumbrun、Donal Griffin.

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