あす東京に黄砂飛来、今年初-花粉とPM2.5含め卒業式など影響も

中国などの東アジアの砂漠地域から の黄砂が東京に今週末飛来する。土曜日の未明からほぼ1日観測される 見通しだ。東京での黄砂は今年初。花粉の飛散も非常に多く予想されて おり、行楽や卒業式など影響が出る可能性がある。

気象庁環境気象管理官室によれば、東京ではこの週末は黄砂のた め、視程が通常の40キロから10キロ程度に狭まる見通し。濃度は薄いも のの外に干した洗濯物や車はうっすら黄色くなることがあるという。黄 砂は8日正午九州で既に観測されていて、9日午前3時に関東地方に到 達、10日未明まで観測される。

今年初めて黄砂が都内で観測される9日は土曜日にあたり、都立日 比谷高校や新宿高校など20校以上の公立高校や、大学、小学校、幼稚園 などで卒業式が行われる予定だ。この日は晴天が予想されて気温も20度 を超えることから海、山、公園など行楽に出かける人も多い。

日本気象協会によれば、9日の東京での花粉の飛散は非常に多く、 また微小粒子状物質(PM2.5)も全国の自治体で観測されている。東 京都環境局によれば、PM2.5で週末に注意喚起を呼びかける可能性は 低いという。PM2.5は粒径2.5マイクロメートル(2.5ミリの1000の 1)以下の粒子状物質。呼吸器系の奥深くまで入りやすいことなどから 人の健康に影響を及ぼすことが懸念されている。

東京ディズニーランドやよみうりランドでは今週末多くの客が訪れ るが、黄砂やPM2.5などに対しての対策は現在のところ特別に講じて いないという。ディズニーランドではマスクなどの販売は基本的に行っ ていないが、ショップで従業員に声をかければキャラクター付のガーゼ マスクを販売してくれるという。

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