東京五輪招致:支持率上昇が後押し-安倍首相も歌でアピール

日本は今週、発足後3カ月の新政権 の下で、2020年夏季五輪招致に向けあらためてアピールを行った。東京 の五輪開催支持率の大幅上昇がプラス材料になったほか、プレゼンテー ションでは安倍晋三首相が突然歌を披露する場面もあった。

国際オリンピック委員会(IOC)の評価委員会は、日本の施設・ 計画の視察や安倍首相主催の夕食会への出席、皇太子殿下との接見など 現地調査の全日程を終了した。今週発表されたIOCの調査では、東京 の五輪開催支持率が70%となり、昨年5月の47%から大きく上昇したこ とが示された。

東京は、16年の五輪招致でブラジル・リオデジャネイロに敗れた雪 辱を目指す。当時は政界や国民から幅広い支持を得られなかったことが 響いた。IOCは9月、東京、マドリード、イスタンブールの3都市か ら開催地を決定する。IOCの昨年の調査では、マドリードの地元開催 支持率は78%、イスタンブールは73%だった。

IOC評価委のクレイグ・リーディー委員長は東京の記者会見で、 「私の地元ロンドンと同様、東京で五輪を開催する上で最大の強みは、 その純粋な熱意だろう」と指摘。「招致に対する政府の力強いサポート を目の当たりにした」と語った。

評価委は今月、マドリードとイスタンブールも訪問する。ロンドン 五輪組織委員会の会長を務め、05年の招致プレゼンテーションの責任者 だったセバスチャン・コー氏は、地元の支持を取り付けることが五輪招 致を勝ち取る上で重要だと指摘した。

英ブックメーカー(掛け屋)のウィリアム・ヒルによると、東京は 1番人気。一方、ゲームスビッズ・ドットコムでは、東京はイスタンブ ールをわずかに下回っている。開催都市は9月7日、ブエノスアイレス で発表される予定。

原題:Japanese Olympic Bid Backed by Public, Singing Prime Minister(抜粋)

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