白川総裁の退職金、審議委員が決定へ-気になる評価の行方

日本銀行を5年間率いてきた白川方 明総裁が受け取る退職金は最大で約2900万円であり、ゼロの可能性もあ る。金額は日銀審議委員による同総裁の業績評価に基づいて決定され る。

日銀によると、白川総裁と副総裁2人が19日に退任した後も現職に とどまる6人の審議委員が3人の業績を評価する。退職金額を左右する のは0.0から2.0の間で決まる業績勘案率だ。

この数字により、世界的な金融危機から日本の金融システムを守っ たもののデフレ脱却は果たせなかった同総裁の在任期間を審議委員らが どのように評価しているかが明らかになる。日銀広報によれば、前任の 福井俊彦氏の業績勘案率は1.5だった。これに役員俸給と在職月数を掛 けて8で割ったものに経過措置の0.98をさらに掛けた数字が退職金額と なる。

日銀の広報担当は退職金評価の日程や基準に関してコメントできな いと述べた。

日銀によれば白川総裁の役員俸給は約200万円。山口廣秀、西村清 彦両副総裁は共に約160万円。

世界の中銀総裁で最高給を受け取っているのは豪中銀のスティーブ ンス総裁で、2012年6月までの1年間で98万6778豪ドル(現在のレート で約9640万円)。2位のカーニー次期英中銀総裁が受け取る基本給は48 万ポンド(約6870万円)と、バーナンキ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長とドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の合計額を上回 る。

原題:Shirakawa’s Colleagues at BOJ to Decide Size of Farewell Bonus(抜粋)

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