中国インフレ率が3カ月間3.5%超なら利上げも-発改委の陳氏

中国国家発展改革委員会(発改委) マクロ経済研究院の陳東琪副院長は7日、中国は消費者物価指数 (CPI)上昇率が3カ月連続で3.5%を上回った場合に利上げが必要 になる可能性があるとの見解を示した。

陳副院長は北京の清華大学での講演後にインタビューに応じ、「理 論上では、CPI上昇率が3カ月連続で3.5%を上回る水準にとどまっ た場合、金利の動きがあるはずだ」と発言。「しかし当局の判断によっ ても決まり得ることだ」と付け加えた。

世界2位の規模の中国経済が13年ぶりの低成長から回復する中で、 同国が2011年半ば以来となる利上げを実施するとの観測が強まってい る。物価上昇率が11年の半分のペースに鈍化したことを受け、温家宝首 相はインフレ率目標を昨年の4%から3.5%に引き下げた。

陳副院長は「利上げ時期はCPIの状況次第だ」とした上で、「年 内ないし来年の早い時期の可能性があり、さらに遅くなることもあり得 る」と説明した。

ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の中央値によると、9日 に発表される2月のCPIは前年同月比3%上昇に加速する見込み。1 月は2%上昇、昨年通年では2.6%上昇だった。アナリスト40人の予想 中央値では今年は3.1%上昇となる見通し。

陳副院長は、今月の全国人民代表大会(全人代)後に中国経済が直 面する2大リスクは今年後半のインフレ加速と地方政府の過剰投資だと 指摘した。

原題:China Inflation Over 3.5% May Prompt Rate Rise, NDRC’s Chen Says(抜粋)

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