【個別銘柄】輸出株高い、積ハウスや海洋関連急伸、ファミリM下落

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

輸出関連株:ホンダ(7267)が前日比2.7%高の3660円、ファナッ ク(6954)が2.4%高、コマツ(6301)が1.3%高など。米国の景気回復 期待から、午前の外国為替市場ではドル・円相場が一時95円45銭まで進 み、約3年半ぶりとなるドル高・円安水準となった。円はユーロでも軟 調に推移しており、円安進行や米景気回復による恩恵が期待された。

積水ハウス(1928):15%高の1245円。2014年1月期営業利益は前 期比28%増の1100億円、受注高は同9.3%増の1兆8630億円の見通しと 7日発表。ブルームバーグ・データによると、決算公表前のアナリスト の営業利益予想平均値は986億円だった。事前予想を上回る業績拡大ぶ りが評価された。

海洋開発関連:三井海洋開発(6269)が20%高の2936円、日本海洋 掘削(1606)が17%高、石油資源開発(1662)が8.5%高など。政府が 開発を進めている「メタンハイドレート」について、愛知県沖合で世界 で初めて海底からのガスの採取が実現する見通しとなったことが明らか になった、とNHKが8日昼に報道。海底ガス開発で恩恵を受ける銘柄 に午後になって買い注文が急増した。

マツダ(7261):5.8%高の310円。米高速道路安全保険協会 (IIHS)の新たな安全性テストで、同社の14年型「マツダ6(日本 名:アテンザ)」などが最高評価を獲得した。安全性評価を背景とした 販売増加や為替の円安メリットが期待された。

クミアイ化学工業(4996):4.3%高の561円。12年11月-13年1月 営業利益は前年同期比5.7%増の2億5300万円だった。販売促進効果な どから主力の化学品セグメントの売り上げや利益が伸びたことが貢献し た。野村証券では、円安メリットを織り込んで業績予想を上方修正し、 目標株価を650円から720円へ引き上げた。

りそなホールディングス(8308):3.6%高の467円。ドイツ証券で は、公的資金の一部返済を前提として投資判断を「ホールド」から「買 い」へ引き上げた。同社は8717億円の公的資金が注入されているが、今 回は増資なしで優先株のうち元本で4500億円の返済が可能としている。 目標株価は610円。

ジーエス・ユアサコーポレーション(6674):6.4%高の465円。米 ボーイングは最新鋭旅客機「787」の生産前テストを行った当時、リチ ウムイオン電池の発火を調べたが、電池を故意にショートさせても発火 は起こらず、発火リスクは極めて低いと結論付けた。米運輸安全委員会 (NTSB)が発表した中間報告書で明らかになった。

ファミリーマート(8028):1.7%安の3960円。13年2月期営業利 益はその前の期に比べて2%増の435億円になったもようだ、と8日付 の日本経済新聞朝刊が報道。ブルームバーグが集計したアナリスト予想 平均値は447億円で、市場予想を下回る業績への不安が先行した。

丸善CHIホールディングス(3159):5.9%高の286円。13年1月 期純損益が3億7000万円の黒字(その前の期は31億円の赤字)になった ようだ、と発表。従来予想は1億5000万円の赤字だった。店舗・ネット 販売事業で粗利率が想定を上回った上、図書館サポート事業で原価抑制 を徹底したことなどが要因。

シーイーシー(9692):10%高の646円。13年1月期の営業利益 は17億円程度と、前の期と比べ2倍になったようだ、と8日付の日本経 済新聞朝刊が報じた。主力のシステム受託開発が金融や自動車向けで増 えたほか、認証印刷システムなどの製品販売が好調だったという。会社 側の営業利益計画は15億円。

ミズノ(8022):3.2%高の423円。同社がオフィシャルスポンサー を務める「大阪マラソン2013」の参加権を抽選で提供する追加株主 優待を発表した。3月末現在で1000株以上を保有する株主が対象。

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