物価連動債買い入れ消却、4-6月減額との意見多い-財務省幹部

財務省は8日、証券や銀行関係者で 構成する国債市場特別参加者会合を開催し、最近の国債市場の状況や今 後の見通しなどについて意見交換した。財務省幹部は会合後の記者説明 で、4-6月の物価連動国債の買い入れ消却額は減額すべきとの意見が 多かったと述べた。

物価連動債の買い入れ消却について、1-3月期は毎月300億円を 実施。同省幹部によると、4-6月期には、毎月200億円に減額するべ きとの意見や日銀が買い入れオペを行う奇数月はそれを止めても良いと の声が聞かれたと説明した。ただ、2013年度の物価連動債の発行再開に 関しては議論はなかったと言う。一方、15年変動利付国債の買い入れ消 却は1-3月期と同じが良いとの意見が大勢を占めたとしている。

13年度から毎月発行となる30年債について、追加発行(リオープ ン)で年間4銘柄とする案を支持する意見が大勢を占めたと言う。ま た、年4回発行の40年債は年間1銘柄のみとし、現行の利回りダッチ方 式を継続するとの意見が大勢を占めたとしている。

最近の国債市場の動向に関しては、同省幹部は出席者からは新日銀 総裁の下で金融政策の影響が強く、今後も金利は低下方向との見方が大 勢だったと言う。先行きの金利見通しについては、景気が回復してイン フレ期待が強まれば金利が上昇するとの声や米国経済の危機対応で米金 利が上昇すれば日本にも上昇圧力が掛かるとの声が出たと指摘した。

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