1月のドイツ製造業受注:前月比1.9%減、予想外-債務危機で

ドイツの1月の製造業受注は予想に 反して前月から減少した。ソブリン債危機でユーロ圏での需要が落ち込 んだ。

独経済技術省が7日発表した1月の製造業受注指数は前月比1.9% 低下。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト41人の予想中 央値は0.6%上昇だった。前年同月比(営業日数調整後)は2.5%低下。

昨年12月の指数は前月比1.1%上昇、前年同月比では1.9%低下にそ れぞれ修正された。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は、昨年10-12月(第4四半期) に0.6%縮小した独経済が1-3月(第1四半期)に持ち直すとみてい る。同国では企業と投資家の信頼感が2月に大幅に改善し、1月の小売 売上高は6年余りで最も伸びた。その一方、最大の輸出市場であるユー ロ圏はリセッション(景気後退)に見舞われており、今年後半の回復も 緩やかなペースにとどまると欧州中央銀行(ECB)は予想する。

バンクハウス・ランペ(デュッセルドルフ)のチーフエコノミス ト、アレグザンダー・クルーガー氏は「欧州ではソブリン債危機に関し て不透明感が依然としてある」と述べた上で、「だが、特にドイツでは 楽観的な雰囲気があり、これがプラス成長回帰に役立つと確信する」と 付け加えた。

発表によれば、ユーロ圏からの受注は4.1%落ち込み、輸出需要の 3%減につながった。内需は0.6%減少。項目別では、中間財と投資 財、消費財がともに減った。

原題:German Factory Orders Unexpectedly Fall on Euro-Area Weakness(抜粋)

--取材協力:Richard Weiss、Kristian Siedenburg.

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