ドイツ銀を元従業員が提訴-問題指摘で「報復」解雇と主張

ドイツ銀行傘下のドイチェ・バン ク・セキュリティーズで株式事業などの幹部だったゲーリー・デディレ クティス氏が同行を提訴した。業務システムの問題点を指摘したことへ の「報復」として解雇されたと主張している。

ニューヨークのマンハッタンにある米連邦地裁に6日提出された訴 状によると、同氏は2007年12月からドイチェ・セキュリティーズの株式 オペレーション・資産サービス担当ディレクターを務めていたが、12年 1月に予備通知も説明もなしに解雇された。

訴状は、英国の投資家からの過剰徴収や「不正に相当する規制違反 について指摘し懸念を示したことが理由で、それに対する報復として」 解雇されたと論じている。

デディレクティス氏によれば、同氏は11年11月に行われた週末のシ ステム強化が、株式や証券の移譲に課される英国の印紙税の100万ドル (約9400万円)程度の過剰徴収につながったと上司に報告。同氏は顧客 からの過剰徴収は米国の証券法や規制に違反すると指摘した。

ドイツ銀の広報担当、ダンカン・キング氏は電話インタビューで、 「主張について調査した結果、訴えには根拠がないとの結論に達した」 と述べた。印紙税の問題についても調べ、顧客とともに修正作業中だと 説明した。

原題:Ex-Deutsche Bank Worker Says He Was Fired Over Complaints (1)(抜粋)

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