中国株(終了):下落-IPO再開観測や今週の経済指標懸念

中国株式相場は下落。金融株やヘル スケア関連銘柄を中心に売られた。証券監督当局が新規株式公開 (IPO)の承認を再開するとの報道が懸念材料。今週発表の中国経済 指標で貿易が鈍化し、インフレ加速が示されるとの見通しも相場を圧迫 した。

平安銀行(000001 CH)が下落。同行株のボラティリティ(30日 間)は4年ぶりの高水準に達した。北京銀行(601169 CH)も安い。中 国証券監督管理委員会(証監会)がIPOの承認を6月に再開する可能 性があると、上海証券報が関係者の話を引用して伝えた。

医薬品メーカーの康美薬業(600518 CH)は約3カ月ぶりの大幅 安。複数のテクニカル指標で下落が示唆されていた。中国平安保険(集 団、601318 CH)や中国東方航空(600115 CH)も売られた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比22.89ポイント(1%)安の2324.29で終了。今週 の下落率は1.5%に広がった。上海、深圳両証取のA株に連動する CSI300指数は前日比1.2%安の2619.48で引けた。

交通銀行の中国調査部門責任者、洪灝氏(香港在勤)は「ボラティ リティが上昇しており、企業業績やIPOについて市場参加者が安心す るまで落ち着く公算は小さいだろう。リスク回避の動きが高まってい る」と語った。

--取材協力:Jack Gao.

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