ブラジル中銀:政策金利を7.25%に据え置き-景気浮揚後押し

ブラジル中央銀行は6日の金融政策 委員会で、政策金利を過去最低の7.25%に維持することを決定した。金 利据え置きは3会合連続。当局者はインフレ加速の中で景気回復を後押 ししようとしている。

ブルームバーグがエコノミスト59人を対象に行った調査では、全員 が金利据え置きを予想していた。決定は全会一致。

今回の金融政策委の声明では、昨年10月から盛り込まれていた金融 政策を「十分に長期間」維持するとの文言が削除された。代わりに「次 回会合までマクロ経済シナリオ」の評価を行った上で「金融政策戦略に 関する次のステップを判断する」とした。

ブラジルでは物価上昇率が中銀の目標レンジ上限付近となる中で昨 年辛うじて0.9%成長を実現しており、ルセフ政権はスタグフレーショ ンからの脱却に取り組んでいる。政府が減税やエネルギー価格の引き下 げを実施し、投資呼び込みも表明しているにもかかわらず、エコノミス トは今年の成長率見通しを3.09%と、昨年6月時点の4.50%から下方修 正している。

CIBCワールド・マーケッツのストラテジスト、ジョン・ウェル チ氏(トロント在勤)は電話取材に対し、「インフレが若干抑制された 状況で選挙の年を迎えたいとルセフ大統領が望むのであれば金融引き締 めが必要であり、今回の文言は引き締めに動くことを意味する」と分析 した。

原題:Brazil Keeps 7.25% Rate on Faster CPI Amid Slower Growth (2)(抜粋)

--取材協力:Daniel Grillo、Francisco Marcelino.

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