NY原油:反落、米在庫が予想より大幅増加

ニューヨーク原油先物相場は反落。 米国の原油在庫が予想以上に増加したことを嫌気した。

米エネルギー情報局(EIA)の発表によると、先週の原油在庫 は383万バレル増加。増加幅はブルームバーグがまとめたアナリスト予 想中央値78万8000バレルの4倍余りとなった。製油所の稼働率はほぼ1 年ぶりの低水準となり、精製のための原油需要は減少した。石油輸出国 機構(OPEC)4位の産油国、ベネズエラのチャベス大統領が死去 し、同国では30日以内に大統領選挙が実施されることになる。ウェス ト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物の未決済約定は前 日までに3日連続で過去最高を更新した。

タイチ・キャピタル・アドバイザーズの商品ファンドマネジャー、 タリク・ザヒル氏は「在庫統計では予想よりはるかに大幅な積み上がり が示され、需給ファンダメンタルから見て相場は下落するだろう」と指 摘。「チャベス大統領の死去は市場にそれほど影響していないが、同国 でどんな政府が生まれるのか確かめる必要がある」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日 比39セント(0.43%)安の1バレル=90.43ドルで終了。在庫統計発表 後は89.55ドルまで下げる場面もあった。

原題:Oil Drops Fourth Time in Five Days as U.S. Inventories Increase(抜粋)

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