米地区連銀報告:経済は緩やかなペースで成長-住宅が改善

米連邦準備制度理事会(FRB)が 6日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、住宅や自 動車の需要が高まる中、経済はほぼ全国的に緩やかないし、まずまずの ペースで拡大した。

ベージュブックでは「過半数の地区が労働市場環境の緩やかな改善 を報告した。ただし、いくつかの地区では採用計画は限定的だった」と 記された。また「居住用不動産市場はほぼ全ての地区で力強さが増し た。ほぼ全国的に、住宅は在庫が減る中で価格が上昇した」と指摘し た。

米経済については「前回のベージュブック公表以降、全般的に緩や かないし、まずまずのペースで拡大した」とし、表現は前回の報告と同 様だった。成長ペースに関しては5地区が「まずまず」、別の5地区が 「緩やか」と説明。一方でボストンは「ゆっくり」とし、シカゴは「緩 慢なペース」と報告した。

住宅建設に関連した製造業は「多くの地区で力強さの源だった」と 指摘。セントルイスとサンフランシスコは木材製品の製造、シカゴは家 庭用品の生産、ダラスではセメントメーカーにそれぞれ言及した。

インフレ圧力、労働市場

インフレ圧力については、「穏やか」だとし、大半の地区の調査先 は価格を引き上げる予定はなかった」と記された。

労働市場については「過半数の地区が労働市場環境の緩やかな改善 を報告した。ただし、いくつかの地区では採用計画は限定的だった」と し、「賃金圧力は総じて限定的だったが、いくつかの調査先は特定の産 業分野の熟練職に関して、労働者不足から上向きの圧力があると報告し た」と指摘した。

今回の報告は12地区連銀が2月22日までに実施した聴き取り調査を 基にカンザスシティー連銀がまとめた。

原題:Fed Says Modest Growth Spurred by Housing in Economic Survey (1)(抜粋)

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