欧州債:イタリア債は続伸、景気楽観で高利回り資産に買い

6日の欧州債市場ではイタリア国債 が続伸。世界経済が回復しつつあるとの楽観から高利回り資産を求める 動きが強まった。

イタリア10年債利回りは低下し、先月24、25日に行われた総選挙以 来の水準となった。政治的空白で借り入れコストが上昇するとの懸念が 和らいだ。スペイン10年債は昨年8月以降で最長の6営業日続伸。ダウ 工業株30種平均が過去最高値を更新したことが手掛かり。ドイツ国債は 前日からほぼ変わらず。7日には欧州中央銀行(ECB)政策決定会合 が開かれる。

ダンスケ銀行の債券チーフアナリスト、アラン・フォンメイレン氏 (コペンハーゲン在勤)は「投資家らはイタリア国債を保持し、様子を 見ることを決めたようだ」と述べ、「総じて良好なリスクセンチメント とここ数日の好調な株式相場が支援要因だ。これがイタリアとスペイン 国債の好転を支えている」と語った。

ロンドン時間午後4時43分現在、イタリア10年債利回りは前日比8 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.66%。一時 は4.59%まで下げた。前日は14bp低下した。同国債(表面利 率5.5%、2022年11月償還)価格はこの日、0.61上げ106.88となった。

スペイン10年債利回りは3bp下げて5.01%。先月26日には5.59% と、昨年12月10日以来の高水準を付けていた。ドイツ10年債利回り は1.46%。3bp上昇する場面もあった。

英国債相場はほぼ変わらず。10年債(表面利率1.75%、2022年9月 償還)の利回りは1.96%、価格は98.215。

原題:Italy’s Bonds Advance Second Day on Economic Recovery Prospects (抜粋) Pound Weakens as Bank of England Starts Two-Day Policy Meeting (抜粋)

--取材協力:Marcus Bensasson、Lucy Meakin、Emma Charlton.

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