米製造業受注額:5カ月ぶり大幅マイナス、国防機器落ち込む

1月の米製造業受注額は前月比で減 少し、5カ月ぶりの大幅なマイナスとなった。国防用機器や民間航空機 の需要が落ち込み、全体を押し下げた。

米商務省が6日発表した1月の製造業受注額は前月比2%減少し た。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値 は2.2%減だった。前月は1.3%増加(速報値は1.8%増)に下方修正さ れた。

輸送用機器を除く1月の受注額は1.3%増加(前月0.1%減)。国防 用機器を除いたベースでは0.3%増(同0.2%減)。国防資本財の受注 は69.7%急減した。前月は107.2%急増していた。

JPモルガン・チェースのシニアエコノミスト、ロバート・メルマ ン氏は統計発表前に、「製造業は昨年の下期よりもやや力強いように見 える」と指摘。「住宅は極めて好調で、経済の他の分野も良好、在庫循 環はプラスに転換した。一部の海外需要も上向き始める可能性がある」 と述べた。

耐久財受注額は4.9%減少と、先月27日に発表された耐久財受注統 計(速報値)の5.2%減とほぼ変わらず。

非耐久財受注額は0.6%増加した。石油や化学製品が増えた。

設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本 財)の受注は7.2%増と、先週の耐久財受注統計で示された6.3%増から 上方修正され、2004年9月以来の大幅な伸びとなった。前月は0.8%減 だった。

国内総生産(GDP)の算出に使用されるコア資本財の出荷 は1.1%減。先週発表の速報値では1%減だった。前月は0.1%増だっ た。

全体の出荷は0.2%減少し、在庫は0.5%増えた。在庫・出荷比率 は1.28カ月と、前月の1.27カ月から上昇した。

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原題:Factory Orders in U.S. Decrease by the Most in Five Months (1)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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