巨額投資の中国企業、ベネズエラ大統領死去でリスク分析急ぐ

中国企業はベネズエラのチャベス大 統領が死去したことで、少なくとも500億ドル(約4兆6700億円)の投 資に対して生じ得るリスクの見極めを急いでいる。

中国国家開発銀行の監査役会トップの姚中民氏は6日のインタビュ ーで、ベネズエラに2008年以降400億ドル以上を融資している同行が緊 急対応策を用意していることを明らかにした。国有の企業グループ、中 信集団の常振明会長もリスクを検証していると述べた。

5日死去したチャベス氏の1999年の大統領就任以降、中国の国有企 業は鉄道や住宅、発電所の建設をベネズエラから受注してきた。チャベ ス氏の死後30日以内に行われる大統領選挙で野党が勝利すれば、こうし た契約の一部があらためて詳しく調査される可能性がある。

カーネギー清華グローバル政策センター(北京)のマット・ファー チェン研究員は、「野党候補が勝利するようなら、これまでの取引につ いてもっと情報が出てくる可能性があり、これは非常に居心地の悪いこ とだろう」と話した。

中国外務省の華春瑩報道官は北京での6日の記者会見で、チャベス 氏は「中国の偉大な友人」だったとした上で、「中国はベネズエラとの 友情を非常に大切に思っており、戦略的パートナーシップを絶えず発展 させるため協力していきたい」と述べた。

原題:China Weighs Risks to $50 Billion Investment After Chavez (1)(抜粋)

--取材協力:Xin Zhou、Jun Luo、Helen Sun、Charlie Devereux、Regina Tan.

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