米JPモルガン:増配と規模縮小した自社株買い目指す

米銀JPモルガン・チェースは、四 半期配当の引き上げと前年を下回る規模の自社株買いを承認するよう当 局に求めた。同行は昨年、過去最大規模のトレーディング損失を計上し た。

JPモルガンのマリアン・レーク最高財務責任者(CFO)は、ボ ストンで開催されたシティグループ主催の投資家会合で「われわれは増 配をしたいと考えている」と発言。「自社株買いも認めるよう求めた が、その規模は昨年よりも小さい」と述べた。

JPモルガンが最終的に62億ドル(約5800億円)強に膨らんだデリ バティブ(金融派生商品)取引損失を開示したことを受け、米連邦準備 制度は昨年、同行の150億ドル相当の自社株買いプログラムを停止させ た。

ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)はアナリストらに 対し、2013年の自社株買い目標を少なくとも20%減らして四半期当た り30億ドル未満にすると先に説明していた。ブルームバーグがまとめた アナリスト予想によると、同行は四半期配当を現在の1株当たり30セン トから35セントに引き上げるとみられている。

米銀大手を対象とした連邦準備制度による年次ストレステスト(健 全性審査)の一環として、各行は資本計画全体について金融当局の承認 が必要。回答は今月中旬までに行われる見込み。

レークCFOは、同行の計画が承認されるかどうかは1週間余りで 分かるだろうと述べた。

原題:JPMorgan Seeks Bigger Payout With Smaller Buyback, CFO Lake Says(抜粋)

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