UBSとJPモルガン:豪指標金利の申告グループから撤退

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スイス最大の銀行UBSと米銀JP モルガン・チェースは、オーストラリアの指標スワップ金利設定のため に自行の金利を申告するグループから撤退する。国際指標金利の操作を めぐるスキャンダルの発覚で、金融機関に対する監視が強化され、コス トが増大する状況が背景にある。

ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の操作に関連して監督当局 から制裁金を科されたUBSは、2月4日に豪州の銀行手形スワップレ ート設定のための金利申告を停止しており、JPモルガンも今月中に申 告をやめる。オーストラリア金融市場協会(AFMA)のエグゼクティ ブディレクター、デービッド・リンチ氏が6日、電話取材で明らかにし た。

リンチ氏は「国際指標金利を算出するための金利申告に応じるコス トは、世界各国の監督当局の動きを受けて間違いなく上昇している」と 語った。AFMAは130を超える金融機関で構成し、豪州の銀行手形ス ワップレートを算出・公表している。

JPモルガンのシドニー在勤の広報担当アンドルー・ドノホー氏 は、金利申告をやめる決定についてAFMAに通知したと述べたが、詳 細は明らかにしていない。UBSのシドニー在勤の広報担当キャロライ ン・ガーニー氏はコメントを控えている。

LIBORをめぐってやはり制裁金を科された英銀ロイヤル・バン ク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は、銀行手形スワップレ ート設定のために自行の金利を申告するグループを昨年4月に外れてお り、UBSとJPモルガンもこれに続くことになる。RBSは昨年、東 京と香港の銀行間金利を含む複数の指標金利を申告する銀行グループか ら撤退している。

原題:JPMorgan to Join UBS’s Withdrawal From Australia Swap Rate Panel(抜粋)

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