LIBORは競争意識せず-BOAやJPモルガンが裁判で主張

ロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)の不正操作に関連し、米独立系証券会社チャールズ・シ ュワブなどが金融機関を相手に起こした反トラスト法(独占禁止法)訴 訟で、米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)やJPモルガン・チェー スなど被告側の弁護士は、LIBOR設定のプロセスが競争を意識した ものでないと米連邦地裁の判事に主張した。

BOAやJPモルガンなどの金融機関は5日、ニューヨーク市マン ハッタンの連邦地裁のナオミ・バックウォルド判事に対し、これらの銀 行が談合し、LIBORの水準を押し下げる不正な操作を行ったという 訴えを退けるよう求めた。

BOAのロバート・ワイズ弁護士は「LIBORは各行が競争して 設定する金利ではない。売買や取引の対象ではなく、指標や標準にすぎ ない。銀行はLIBORを売ったりしない」と主張。これに対し、原告 側のウィリアム・カーモディ弁護士は、LIBORは競合関係にある金 融機関が申告するとした上で、「これらの銀行間で競争意識が働かない からこそ競争を阻害することになる」と反論した。

チャールズ・シュワブのブレンダン・グラックイン弁護士は 「LIBORは、これらの銀行が私の依頼人の資金を使うために支払お うとする価格そのものだ。銀行がLIBORを低く抑えれば、そうでな い場合と比べて、依頼人の金を安く利用できることになる」と訴えた。

原題:Banks Fighting Libor Antitrust Case Say Rate Not Competitive (1)(抜粋)

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