豪州:10-12月期GDP、前期比0.6%増加-輸出主導で伸びる

オーストラリア経済は2012年10-12 月(第4四半期)に拡大した。輸出とインフラ投資が伸びを主導し、同 国はリセッション(景気後退)のない状態が21年に延びた。

豪州統計局が6日発表した第4四半期の国内総生産(GDP)は前 期比0.6%増。伸び率はブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミ スト28人の予想中央値と一致した。7-9月(第3四半期)は0.7%増 に上方修正された。

第4四半期GDPの前年同期比は3.1%増。ブルームバーグ調査の エコノミスト予想中央値は3%増と見込まれていた。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は経済を支えるため11年11月 から12年12月にかけて6回にわたり合計1.75ポイントの利下げを実施。 3月5日の政策決定会合では金利据え置きを決定した。政策当局は投資 が今年ピークを迎えるとみられる鉱業以外の産業の活性化に取り組んで いる。

HSBCホールディングスのチーフエコノミスト、ポール・ブロク サム氏(シドニー在勤)は「ソフトパッチ(一時的な軟化局面)は過ぎ 去り、豪経済の成長は1-6月(上期)に持ち直すだろう」と予想。 「豪中銀による金融緩和局面は終了した」との見方を示した。

輸出が好調

項目別では、第4四半期は輸出が3.3%増とGDP伸び率にプラ ス0.7ポイント寄与。家計消費は0.2%増え、GDP伸び率を0.1ポイン ト押し上げた。公共投資は24.6%増と大幅に伸び、GDPへの寄与度 は1.1ポイントに達した。

一方、非住宅建設は8.9%減とGDP伸び率を0.8ポイント押し下げ た。機械・設備は3.3%減り、GDPへの寄与度はマイナス0.2ポイント だった。

家計の貯蓄率は10.1%と第3四半期の10.3%から低下した。

原題:Australia Economy Expanded 0.6% Last Quarter, Led by Exports (1)(抜粋)

--取材協力:Daniel Petrie.

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