【個別銘柄】225採用銘柄高い、シャープや7&i急伸、日本紙G急落

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

輸出関連株:トヨタ自動車(7203)が前日比2%高の4830円、ホン ダ(7267)が2%高、東芝(6502)が1.9%高など。米供給管理協会 (ISM)が発表した2月の非製造業景況指数は前月から上昇し、きの うの米ダウ工業株30種平均は最高値を更新。米景気改善を期待した買い が増加した。トヨタについて、シティグループ証券では業績予想の上方 修正などから目標株価を5180円から6800円へ引き上げた。

日経225採用銘柄:ファーストリテイリング(9983)が8.1%高の2 万8940円、ソフトバンク(9984)が6.9%高、KDDI(9433)が3% 高など。今週末8日に株価指数先物・オプション3月限の特別清算値 (SQ)算出を控え、オプションの権利行使価格で、心理的節目の日経 平均1万2000円が意識される格好で日経平均先物に買いが増加。それに 伴って裁定買いが誘発され、日経平均への寄与度が高いこれら銘柄群の 株価がそろって押し上げられた。

シャープ(6753):14%高の341円。同社が韓国のサムスン電子か ら約100億円の出資受け入れで協議していることを、事情を知る関係者 2人が明らかにした。詳細はきょう発表する可能性がある。有力企業の 出資により、経営再建への期待が強まった。同内容については、NHK (オンライン版)が5日に報じていた。

  セブン&アイ・ホールディングス(3382):5.6%高の2956円。ド イツ証券では、コンビニエンスストアや金融関連事業による業績拡大に 加え、資本政策の変化に期待するとして投資判断を「ホールド」から 「買い」に引き上げた。同社がけん引し、小売業指数は東証1部業種別 上昇率2位。

ドワンゴ(3715):18%高の32万9000円。エイベックス・グルー プ・ホールディングスが保有するドワンゴ株式8%を角川グループホー ルディングス(9477)と日本テレビホールディングス(9404)に譲渡す ると4日に発表した件について、特にネット展開が遅れる角川GHDの ニコニコ動画との連携強化意欲は強いとメリルリンチ日本証券は指摘。 今後積極的なコンテンツ提供が期待されるとした。

村田製作所(6981):4.7%高の6490円。みずほ証券では、モバイ ル端末の高機能化メリットや円高是正により利益が拡大すると予想。投 資判断を「中立」から「買い」へ引き上げた。目標株価は14年3月期予 想株価収益率(PER)20倍の7000円。

日本製紙グループ本社(3893):7.4%安の1513円で、東証1部値 下がり率1位。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、業界全体で 値上げ後の価格維持に疑問がある中、同社は来下期以降の値崩れの影響 を最も受けるリスクが高いなどとし、投資判断を「アウトパフォーム」 から「ニュートラル」へ引き下げた。

大日本スクリーン製造(7735):8.8%高の469円。ゴールドマン・ サックス証券では、主力生産拠点である彦根事業所を見学した結果、好 調な半導体製造装置受注モメンタム、変動費削減に向けた製造現場の努 力などを確認したと指摘。全般にポジティブな印象を受けたとし、「買 い」の投資判断を継続した。

久光製薬(4530):2.5%安の5160円。みずほ証券では、投資判断 を「中立」から「アンダーパフォーム」へ引き下げた。米国子会社のホ ットフラッシュ治療剤LDMPが、3月4日の米食品医薬品局 (FDA)で承認推奨が得られなかったことを受け、16年2月期営業利 益予想を11%減額。中期利益成長率が低下すると予想した。

シスメックス(6869):3.8%高の5140円。バークレイズ証券は目 標株価を4600円から5500円に引き上げた。為替レート変更から業績予想 を増額修正。円安効果に加え、実態ビジネスの成長力、機器と試薬のビ ジネスモデルを評価すると、株価はまだ上昇余地があると指摘した。投 資判断は「オーバーウエート」継続。

セイノーホールディングス(9076):5.9%高の785円。モルガン・ スタンレーMUFG証券では、投資判断を「イコールウエート」から 「オーバーウエート」へ引き上げた。国内の景況感改善や残存者メリッ ト享受による数量増加、営業利益水準の上振れ期待は株価に十分織り込 まれていないと分析。株価純資産倍率(PBR)は低く、バリュー面で 注目するとしている。

関西ペイント(4613):2.7%高の996円。みずほ証券では、海外子 会社に適用する為替レートの前提を円安方向へ見直したことに伴い、業 績予想を上方修正。投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」 へ、目標株価を770円から950円へそれぞれ引き上げた。

ジェイアイエヌ(3046):1.2%安の4770円。ドイツ証券は「JINS PC」や「JINS花粉Cut」による需要創造は想定以上とし、13年8月期営 業利益予想を59億円から69億円に増額、目標株価を3300円から5200円へ 引き上げた。ただ、株価の上昇余地を勘案して、投資判断は「買い」か ら「ホールド」へ引き下げた。

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