リッチモンド連銀総裁:中銀当局者は不健全な前例つくった

米リッチモンド連銀のラッカー総裁 は、中央銀行当局者がクレジット市場への関与を拡大することで、「不 健全」な前例をつくったと指摘した。

ラッカー総裁は5日、全米企業エコノミスト協会(NABE)のパ ネル討論会で、「私は懐疑的だ。中銀が行ったこのように大胆な無制限 の措置には疑問の余地がある」と発言。「クレジット市場への介入の規 模や範囲」は金融市場と金融機関、政府、中銀の関係を変化させる前例 になると述べ、「危機突入も不健全なら、危機からの脱却も不健全だと 思う」と付け加えた。

米連邦準備制度理事会(FRB)は昨年9月の連邦公開市場委員会 (FOMC)後に量的緩和第3弾(QE3)として住宅ローン担保証券 (MBS)を毎月400億ドル(約3兆7300億円)購入する計画を発 表。12月には毎月450億ドルの米国債購入を追加して量的緩和を強化し た。

原題:Fed’s Lacker Says Central Banks Have Set ‘Unhealthy’ Precedents(抜粋)

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