モンテ・パスキ捜査、インサイダー取引疑惑に拡大-イタリア検察

イタリアの検察当局は、同国の銀行 で最も歴史の古いモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナを対象とする捜 査を同行株式のインサイダー取引疑惑にも拡大し、ミラノとトリノ、レ ッチェの3都市で強制捜査に踏み切った。

複数の関係者によれば、モンテ・パスキはアントンベネタ銀行買収 に関連する監督当局への妨害と市場操作、不正会計の疑いで元経営陣が 既に捜査対象となっており、政府に救済を求める前に過去の経営陣がど のような形で損失隠しを行っていたかについて捜査がさらに拡大するこ とになる。

モンテ・パスキが拠点を置くシエナ市の検察当局が発表した声明に よれば、同行の現職の取締役会メンバー2人に関係する所在地が5日、 警察の捜索を受けた。取締役会メンバー自身は捜査対象ではない。不正 捜査の過程で、さらに600万ユーロ(約7億3100万円)相当の元経営者 の資産が警察に押収されたという。モンテ・パスキの広報担当者はコメ ントを控えている。

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