ユーロ圏:10~12月GDP改定、前期比0.6%減-貿易と投資減で

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ユーロ圏経済は2012年10-12月(第 4四半期)に4年近くで最悪のマイナス成長となった。貿易と投資の落 ち込みが響いた。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が6日発表した10-12 月の域内総生産(GDP、改定値)は前期比0.6%減少と、先月14日発 表の速報値と一致した。前年同期比では0.9%減。

イタリア総選挙は上下両院で過半数を確保した勢力が現れず、ユー ロ圏ではリセッション(景気後退)が続く中、欧州中央銀行(ECB) は7日の政策決定会合で政策金利を0.75%に据え置くと、ブルームバー グがエコノミスト61人を対象に実施した調査の中央値で見込まれてい る。ECBは最新の経済見通しも同日明らかにする。

INGグループ(ブリュッセル)のシニアエコノミスト、カルステ ン・ブルゼスキ氏は4日、「経済的観点からは今回か1カ月後の利下げ を正当化できるだろうが、政治的要因も再び加わってきた」とし、「イ タリア政局をめぐる新たな不透明感が続く限り、ECBは何らかの行動 を起こすことに極めて慎重になるだろう」と語った。

ユーロ圏GDPは3四半期連続でマイナス成長となった。別のエコ ノミスト調査によれば、このトレンドは1-3月(第1四半期)も続く と見込まれている。

発表によれば、10-12月の総固定資本形成は前期比1.1%減少し た。7-9月(第3四半期)は0.8%減に修正された。家計支出が0.4% 落ち込んだほか、政府支出は0.1%減った。

輸出は0.9%減。7-9月は1%増だった。輸入も0.9%減少した。

原題:Euro-Area Economy Slumped in Fourth Quarter on Trade, Investment(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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