イタリア再選挙を首相が支持、「改革脅かす政権よりはまし」

イタリアのモンティ首相は6日、同 国の欧州連合(EU)との約束を破りかねない新政権は支持できないと し、財政規律を乱すような政権を成立させるよりは再選挙を実施すべき だとの考えを示した。

首相はローマで記者会見。2月24、25両日実施された総選挙後で最 も詳細に見解を語り、どのイタリアの政党も自国の問題に対応できない と述べた。上下両院を制した勢力が現れなかった同選挙で、モンティ陣 営の得票率は10%に満たなかった。

同首相は「欧州の道、すなわち改革の道を中断させるような政権を 樹立させるよりは、新たに選挙を実施したほうが良い」と発言。同国が 直面する問題に真正面から対応できる「政治勢力はない」と言明した。

数時間前には、下院で過半数議席を辛うじて確保した民主党のベル サニ党首が政策綱領を発表し、イタリアの最優先課題は「緊縮の檻(お り)からの脱出」だと表明。上院はベルルスコーニ前首相の勢力とコメ ディアン出身のベッペ・グリッロ氏の「五つ星運動」が議案の通過を阻 止するのに十分な議席を得ている。

原題:Monti Won’t Back Italian Government That Threatens EU Reforms(抜粋)

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