ユーロ圏:サービス業縮小は小幅に、小売りは3年ぶり大幅増

ユーロ圏の2月のサービス業経済活 動は、当初見積もりほど縮小しなかった。域内経済がリセッション(景 気後退)を脱し始めている兆候が増えた。

英マークイット・エコノミクスが5日発表した2月のサービス業景 気指数(改定値)は47.9と1月の48.6から低下したものの、先月21日公 表の速報値(47.3)は上回った。同指数は50を下回ると活動縮小を示 す。

また、同日発表された1月の域内小売売上高は3年で最大の増加だ った。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)によると、1月の小 売売上高指数は前月比1.2%上昇と、2009年12月以来で最も伸びた。ド イツが3.1%増でけん引した。

ユーロ圏の2012年10-12月(第4四半期)域内総生産(GDP)は 速報値で前期比0.6%減少。マークイットのチーフエコノミスト、クリ ス・ウィリアムソン氏はリポートで、「ユーロ圏の1-3月(第1四半 期)GDPは0.6%減とみられる昨年第4四半期に比べると、はるかに 小幅な縮小となりそうだ」とし、「ドイツ経済が拡大を続けフランスと イタリア、スペインの弱さを打ち消せるかどうか次第だ」と指摘した。

サービス業と製造業を合わせた経済活動を示す総合景気指数(改定 値)も47.9と、1月の48.6から低下。1日発表された製造業景気指数 (改定値)は47.9で横ばいだった。

原題:Euro-Area Services Output Contracts Less Than Estimated (2)(抜粋)

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