米議会、歳出削減で政府機関の裁量認める方策を模索

米議会が2013会計年度(12年10月 -13年9月)の残る期間の歳出計画を協議する一方で、議会指導者は歳 出の強制削減措置を維持しながら削減の実施で政府機関の裁量を認める 方策を探っている。

13会計年度の暫定予算が失効する3月27日以降も政府機能を継続さ せるための共和党案が下院で協議される中、この作業は今週始まった。 共和党案は1日に発効された850億ドル(約7兆9000億円)規模の歳出 削減を踏まえ、9月末までの支出を5.8%減らしている。

民主、共和両党とオバマ米大統領は政府機関の閉鎖を回避する意向 で一致している。現段階では支出の規模とともに削減実施にあたって国 防関連を中心にどの機関に裁量を認めるかが争点だ。

民主党系の公共政策グループ、センター・フォー・アメリカン・プ ログレスのスコット・リリー上級研究員は、歳出削減をめぐって「議会 が27日よりも前に真剣に議論するとは思わない」と語った。

包括削減に伴い今会計年度の850億ドルを含めて今後9年間で総額 1兆2000億ドルの歳出が削られる見通し。政府機関では重要度が比較的 低いとみられるプログラムでも、重要なプログラムへの予算の付け替え は認められていない。

原題:Congress Budget Feud’s Next Round Keeps Cuts to Avoid Shutdown(抜粋)

--取材協力:Timothy R. Homan、Kathleen Hunter、Derek Wallbank.

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